個人のお客さま
何も起こらない「当たり前の日常」が、どれほど幸せなことかは、事故などの予期せぬ出来事が起こって初めて気づくものです。いつも通り元気に出かけた家族が突然の事故に巻き込まれたり、思わぬトラブルを起こしてしまったり。どれだけ自分が気をつけていても、日常にはさまざまなリスクが潜んでいます。
そのため、万が一の事態に備えておくことが大切です。保険は、予期せぬ事故や不測の事態が起きた時に、私たちと家族の生活を支える安心の備えです。
ライフイベント別に、あなたにあった
〝保険〟をおすすめします。
就職時は公的保険の切り替えが必要です。医療、年金、労働、介護保険は給与天引きされ、各保険の目的を理解しましょう。民間保険は医療や死亡時の備えに有効で、マイカー通勤には自動車保険が必須です。老後や不測の事態に備え、無理のない資産形成も大切です。
リスク例
- 急病による入院・手術
- 疲れて運転をして、信号待ちの車に追突
- 職場の階段で足を踏み外して足を骨折して入院
- 自宅駐車場で悪戯による車への落書き
就職に備える保険
- 医療保険
- 病気やケガは突然起こるもので、高額な医療費が必要になる場合があります。医療保険に加入していれば、診療費や入院費の大部分が補助され、経済的な負担を軽減できます。
- 自動車保険
- 事故は予測できず、修理費や医療費、相手への賠償金など高額になる場合があります。保険があれば経済的負担を軽減し、安心して運転を始められます。リスクに備えるため重要です。
- 個人年金保険
- 若い人でも個人年金は重要です。将来の公的年金だけでは生活費が不足する可能性があります。若いうちから積み立てを始めることで、老後の資金を計画的に準備でき、将来の安心を確保できます。早めの備えが将来のゆとりを生みます。
結婚時の保険見直しは、夫婦の生活プランが鍵となります。共働きか専業主婦か、子どもの有無で必要な保障が変わります。片方の収入に依存する場合、死亡保障を厚くし、女性は妊娠・出産に備えた医療保険を検討しましょう。ガンなど、人生の転換期に備える保障も重要です。
リスク例
- 妊娠による切迫流産や切迫早産、また妊娠高血圧症候群など
- 世帯主の労災や交通事故による死亡
- 若者にも増えてきているガンへの備え
結婚・出産に備える保険
- 女性向け医療保険
- 妊娠や出産に伴う医療費や合併症の治療費をカバーし、経済的負担を軽減します。女性特有の病気への備えも含まれており、安心してライフイベントに向き合うために重要です。
- 収入保障保険
- 万が一の際に収入を保障し、家族の生活費や子育て費用を支える保険です。特に家庭を支える立場の人にとって、家族の経済的な安心を確保するために重要です。
- がん保険
- がんは年齢に関係なく発症する可能性があり、高額な治療費が必要になる場合があります。早めに加入することで低い保険料で備えられ、経済的負担を軽減し、家族の安心を守れます。
- 死亡保険
- 若い人でも貯蓄も兼ねた死亡保険はオススメです。終身であれば死亡時の保障が一生続き、万が一の場合に家族を経済的に支えます。また、貯蓄機能があり、解約返戻金を将来の結婚や教育資金に活用可能です。早めに加入することで保険料を抑えられます。
子どもの誕生により、教育費や養育費の保障が重要になります。子どもの成長に合わせて計画的に備えましょう。貯蓄だけでなく、活動範囲が広がることで事故やケガのリスクも高まるため、十分な備えが必要です。
リスク例
- 入園・入学・進学による各種の準備資金
- 自転車による(通学時・子どもの主たる移動手段)交通事故
- スポーツ時のケガ
育児・教育に備える保険
- 子ども保険
- 育児や教育費に備えるために重要です。万が一の際に親に代わって教育資金を確保し、子どもの将来を支えます。また、積立型なら計画的に資金を準備でき、進学時の経済的負担を軽減します。安心のための大切な備えです。
- 傷害保険
- 育児・教育に備える重要な保険です。子どもはケガや事故に遭いやすく、治療費や通院費が必要になる場合があります。保険があれば経済的負担を軽減でき、万が一の際も安心して子育てを続けられます。
マイホームは家族の夢と大きな財産ですが、住宅ローンや固定資産税、修繕費など経済的負担も大きいものです。住宅購入は保険見直しの絶好の機会。保障内容を再確認し、家計の最適化を図ることが重要です。
リスク例
- 火災による自宅消失
- 台風により河川が氾濫し自宅が水害に見舞われる
- 大雪により自宅ガレージが倒壊
- 世帯主の急な病気や死亡によりローンの支払いに支障が発生
マイホームに備える保険
- 火災保険
- 火災や自然災害による損害を補償し、家や財産を守ります。特に高額な住宅を所有する場合、修理や再建費用が膨大になるため、経済的リスクを軽減するために重要です。安心して生活するための基盤です。
- 医療・死亡保険の見直し
- 住宅ローンには「団体信用生命保険」が付帯しており、万一の際にはローン残高が支払われるため、生命保険の保障額を減らせる場合があります。ただし、加入状況によっては保障内容が異なる場合があるため、確認が必要です。
お子さまの独立後は、これまでの家族向け保険を自分のための保険へと転換しましょう。年齢とともに高まる病気のリスクを考慮し、必要な保障期間と内容を見直します。老後の資金や介護に備え、年金・介護保険の検討も重要です。
リスク例
- 病気やケガにより日常生活に困難を生じる
- 物忘れが増えてきた・・・認知症?
- 三大疾病により入院・手術・長期療養が必要
子供の独立に備える保険
- 介護保険
- 将来の介護に備えるために介護保険は重要です。加齢に伴い介護が必要になる可能性が高まるため、早期に加入しておくことで、介護費用の負担を軽減し、安心して生活を送るための準備ができます。
- 医療・死亡保険の見直し
- 家族構成が変わることで、必要な保障内容も変わります。特に、万が一の際に残された配偶者への負担を軽減するため、保障額や内容を再検討することが大切です。